【活用ガイド】

JVNDB-2002-000346

ISC DHCPD にフォーマットストリングの脆弱性

概要

Internet Software Consortium (ISC) が提供している Dynamic Host Configuration Protocol Daemon (DHCPD) バージョン 3.0 から 3.0.1rc8 には、ログの処理にフォーマットストリングの脆弱性があります。
脆弱性については、遠隔から任意のコードを実行される可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • ISC DHCP 3.0 から 3.0.1rc8

想定される影響

遠隔から第三者が dhcpd プロセスの権限 (通常、管理者権限) で任意のコードを実行する可能性があります。結果として、脆弱なシステム上の管理者権限を取得する可能性があります。
対策

ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0702
参考情報

  1. JVN : JVNCA-2002-12
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0702
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#854315
  4. ISS X-Force Database : 9039
更新履歴

  • [2009年04月03日]
      掲載