【活用ガイド】

JVNDB-2002-000345

Microsoft MSN チャット ActiveX コントロールにバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft MSN チャット ActiveX コントロールには、バッファオーバーフローの脆弱性があります。
第三者はこの脆弱性を悪用して、ユーザが悪質な Web ページにアクセスした際、あるいは、悪質な HTML 形式の電子メールメッセージを開いた際に、任意のコードを実行する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft MSN Messenger 4.5 および 4.6

想定される影響

第三者が脆弱なシステム上のユーザ権限で任意のコードを実行する可能性があります。また、ウイルス、ワーム、その他の悪質なコードを流布させる際に利用する可能性があります。
対策

ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0155
参考情報

  1. JVN : JVNCA-2002-13
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0155
  3. ISS X-Force Database : 9041
更新履歴

  • [2009年04月03日]
      掲載