【活用ガイド】

JVNDB-2002-000329

Oracle Application Server における WEB-INF ディレクトリ内の情報が漏洩する脆弱性

概要

Oracle 9i Application Server には、特定の環境下において WEB-INF ディレクトリにアクセス可能となるため、HTTP を介して WEB-INF ディレクトリ以下に配置されているファイルの内容を閲覧されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Application Server 1.0.2.1
  • Oracle Application Server 1.0.2.2
  • Oracle Application Server 9.0.2.0.0
  • Oracle Application Server 9.0.2.0.1

想定される影響

アクセス制限を回避され、WEB-INF ディレクトリ以下に配置されているファイルの内容を閲覧される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • Oracle Security Alert : #47
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1858
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1858
  2. SecurityFocus : 5119
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2002/12/19
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01