【活用ガイド】

JVNDB-2002-000327

Linux Kernel の procfs におけるプロセスの読み出しに確認処理に関する脆弱性

概要

Linux Kernel procfs の実装において、プロセスの読み出しに対する確認処理に誤りが存在するために、このインタフェースを用い、mmap() 関数を介してあるプロセスにそれ自身のプロセス内容の読み出しを行わせることにより、カーネルパニックが発生する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  

想定される影響

システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1380
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1380
  2. SecurityFocus : 6420
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載