【活用ガイド】

JVNDB-2002-000320

Vim における Modeline の取扱い不備によるコマンド実行の脆弱性

概要

オープンソーステキストエディタである vim (Vi Improved) において、 modeline の取り扱いに不備があり、悪意のあるファイルを作成し、そのファイルを vim で読み込ませることにより、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Cobalt RaQ4
  • Sun Cobalt RaQ550
  • Sun Cobalt RaQXTR
ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

vim を実行するユーザの権限で任意のコマンドを実行される可能性がります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1377
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1377
  2. SecurityFocus : 6384
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載