JVNDB-2002-000313
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Microsoft Virtual Machine におけるファイルの読み込みが可能な脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Java VM 5.0.3805 以前には、アプレットの実装に不備が存在するため、以下の複数のセキュリティの問題が存在します。
1.CODEBASE を詐称されることにより特定のフォルダへアクセスされる。
2.ドメイン名を詐称されることにより情報が漏洩する。
3.JDBC API を介して特定のデータを追加/削除される。
4.Standard Security Manager (SSM) の実装の不備により、任意の Java オブジェクトが追加される。
5.User.dir 内の情報を漏洩する。
6.Java オブジェクトに対してインスタンスが適切に作成されないため、Java Applet を実行するブラウザがクラッシュする。
これらの問題を利用することにより、Web ページや HTML 形式のメールを介して悪意のある Java アプレットを送りつけることにより、リモートの攻撃者は、最悪の場合標的ホスト上の任意のファイルの追加/削除、Java Applet を実行するブラウザがクラッシュすることなどが可能となります。
尚、Web ブラウザや、HTML 形式をサポートしているメールクライアントにおいて Java を無効としている場合にはこの問題の影響は受けません。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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マイクロソフト
- Microsoft Windows 2000
- Microsoft Windows 9X 98
- Microsoft Windows 9X 98 scd
- Microsoft Windows 9X me
- Microsoft Windows NT 4.0 (server)
- Microsoft Windows NT 4.0 (terminal_srv)
- Microsoft Windows NT 4.0 (workstation)
- Microsoft Windows XP sp3
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
- マイクロソフト株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2002-1258
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1258
- SecurityFocus : 6380
- SecurityFocus : 6372
- SecurityFocus : 6377
- SecurityFocus : 6379
- SecurityFocus : 6381
- SecurityFocus : 6382
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