【活用ガイド】

JVNDB-2002-000265

Microsoft IIS の管理者の Web サイトにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Microsoft IIS には、「管理者の Web サイト」で利用される IISHELP 仮想ディレクトリ中の特定の ASP ファイルにおいて、ユーザから入力された値に対して適切なフィルタリングを行わないため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft IIS 4.0
  • Microsoft IIS 5.0
  • Microsoft IIS 5.1

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS02-062
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS02-062
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1181
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1181
  2. SecurityFocus : 6068
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2002/10/30
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01