【活用ガイド】

JVNDB-2002-000256

Red Hat Linux の ypserv におけるメモリリークの脆弱性

概要

Red Hat Linux に含まれている、NIS (Network Information Service) 認証サーバである ypserv において、ユーザがリクエストしたマップが存在しない場合に、リクエストを適切に処理できずにメモリ資源を使い果たしてしまい、 ypserv がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  

想定される影響

ypserv がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる、あるいは、マップ名やドメイン名に関する情報漏洩にも繋がる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1232
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1232
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2002/10/22
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01