【活用ガイド】

JVNDB-2002-000253

Microsoft Windows の RPC におけるサービス運用妨害 （DoS） の脆弱性

概要

Microsoft Windows に含まれている RPC Endpoint Mapper には、RPC メッセージを取り扱う際のメッセージ形式に対するチェックが不適切であるため、RPC Endpoint Mapper へ悪意ある RPC メッセージを送りつけられた場合に、 RPC を利用するサービス群がサービス運用妨害 （DoS） 状態となる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

RPC を利用するサービス群がサービス運用妨害 （DoS） 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS03-010
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS03-010
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1561
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1561
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#261537
  3. SecurityFocus : 6005
  4. SecurityTracker : 1005455
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2002/10/18
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01