【活用ガイド】

JVNDB-2002-000252

Microsoft SQL Serverの Web Task における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft SQL Server に実装されている Web Task を実行する拡張ストアドプロシージャ、および Web Task の情報を格納しているテーブルには、不適切な権限が付与されている問題があり、任意の Web Task を実行出来る脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft SQL Server 7.0
  • Microsoft SQL Server 2000

想定される影響

任意の Web Task を実行出来る、もしくは、Web Task の実行権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Knowledge Base : 316333
  • Microsoft Security Bulletin : MS02-061
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS02-061
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1145
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1145
  2. SecurityFocus : 5980
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載