【活用ガイド】

JVNDB-2002-000232

Sendmail の smrsh におけるセキュリティチェックを回避される脆弱性

概要

sendmail には、.forward ファイル内に特定の文字を利用したエイリアスを指定することにより、smrsh (The Sendmail Consortium's Restricted Shell) によるチェックを回避されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Sendmail Consortium
  • sendmail 8.12.6 およびそれ以前
  • sendmail 8.11.6 から 8.11.15 までのバージョン
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.11 
  • HP-UX 11.22 
レッドハット
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  
  • Red Hat Linux 8.0  

想定される影響

.forward ファイルの所有者の権限で任意のコマンドを実行される可能があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Sendmail Consortium ヒューレット・パッカード レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1165
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1165
  2. SecurityFocus : 5845
  3. ISS X-Force Database : 10232
  4. SecurityTracker : 1005329
  5. SecuriTeam : 6F0030A5PG
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2002/10/01
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01