【活用ガイド】

JVNDB-2002-000221

Microsoft Windows における RDP パケットによる情報漏洩の脆弱性

概要

Microsoft Windows において、Terminal Service の通信で使用される RDP (Remote Desktop Protocol) による暗号化通信では、通信を盗聴することによりセッションで使用されているチェックサムを特定することが可能になる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

Microsoft Windows にアクセスする通信内容を推測される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS02-051
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS02-051
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0863
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0863
  2. SecurityFocus : 5711
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2002/09/16
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01