【活用ガイド】

JVNDB-2002-000200

Microsoft Internet Explorer の XML コンテンツリダイレクトにおけるクロスドメインファイル閲覧の脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には XML コンテンツのリダイレクトの取り扱いの不備のため、参照した XML データソース内で異なるドメインの XML データソースへリダイレクトすることにより、XML データソースを閲覧することが可能となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Windows Server 2003

想定される影響

パスが既知である XML ベースのファイルを閲覧される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-025
  • Microsoft Security Bulletin : MS02-047
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-025
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS02-047
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0648
参考情報

  1. JVN : NISCC-891011
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0648
  3. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2005-2401
  4. NISCC Vulnerability Advisory : 891011/NISCC/IMAGEFORMATS
  5. CPNI Vulnerability Advisory : 00487
  6. SecurityFocus : 11345
  7. SecurityFocus : 5560
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載