【活用ガイド】

JVNDB-2002-000183

Oracle Database の SQL*NET Listener におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Oracle Database において、SQL*NET Listener には、ネットワーク越しに送られた特定のデバッグリクエストの処理に不備が存在するため、悪意のあるリクエストを受け取った場合、SQL*NET Listener がクラッシュする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 9.0.1.1 およびそれ以前
  • Oracle Database 9.0.2

想定される影響

Oracle Database がサービス運用妨害 (DoS) に陥らされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • Oracle Security Alert : #38
  • オラクル・セキュリティ・アラート : #38
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0856
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0856
  2. SecurityFocus : 5433
  3. ISS X-Force Database : 9237
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載