【活用ガイド】

JVNDB-2002-000167

Microsoft SQL Server の Resolution Service におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft SQL Server の Resolution Service において、keep-alive 機能を利用するパケットが不正に作成されている場合に、サービス運用妨害 (DoS) 状態が発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft SQL Server 2000

想定される影響

Microsoft SQL Server のリソースをすべて消費し、サービス運用妨害 (DoS) 状態が発生する可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS02-039
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS02-039
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0650
参考情報

  1. JVN : JVNCA-2003-04
  2. JVN : JVNCA-2002-22
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0650
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2003-0001
  5. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2003-0401
  6. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2003-0501
  7. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2003-0601
  8. 警察庁 @police : 新型ワーム(Slammer)に関する対策について
  9. 警察庁 : 新型ワームに関する対策について
  10. 警察庁 : いわゆるSlammerワームの検知件数の急増について
  11. CERT Advisory : CA-2003-04
  12. IPA 緊急対策情報 : 新種ワーム「MS-SQL ワーム」に関する情報
  13. SecurityFocus : 5312
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載