【活用ガイド】

JVNDB-2002-000161

HP-UX の CIFS/9000 Client における権限昇格の脆弱性

概要

HP-UX には、リモートでファイル共有を可能にするプロトコルである CIFS (Common Internet File System) を組み込んだ CIFS/9000 Client が標準で実装されていますが、 CIFS コマンドに関連する問題を利用することにより、権限を昇格されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.11 

想定される影響

CIFS コマンドを実行するユーザの権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0991
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0991
  2. SecurityFocus : 5088
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載