【活用ガイド】

JVNDB-2002-000105

BIND における dns_message_findtype () 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

BIND において、message.c 内の dns_message_findtype() 関数のパラメータにNULL 文字以外の文字列を渡した場合に、BIND はエラーメッセージを表示しシャットダウンする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • BIND 9.2.0 およびそれ以前
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.11 
レッドハット
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.2  
  • Red Hat Linux 7.3  

想定される影響

BIND はエラーメッセージを表示しシャットダウンする可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ISC, Inc. ヒューレット・パッカード レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0400
参考情報

  1. JVN : JVNCA-2002-15
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0400
  3. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2002-2201
  4. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2002-2901
  5. CERT Advisory : CA-2002-15
  6. US-CERT Vulnerability Note : VU#739123
  7. SecurityFocus : 4936
  8. X-Force Security Alerts and Advisories : 9250
  9. X-Force セキュリティアラート&アドバイザリ : ISC BIND におけるリモートからのサービス不能攻撃の脆弱点
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載