【活用ガイド】

JVNDB-2002-000092

Oracle Database の "Outer Join" におけるアクセスコントロールを回避される脆弱性

概要

Oracle Database の ANSI 構文結合 (outer join) を使用した SQL クエリを発行した時の、アクセス制限に関係するエラー処理の実装に不備が存在するため、 Oracle Database のアクセスコントロールを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 9.0.1 およびそれ以前

想定される影響

Oracle Database 上の任意のデータベースにアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
  • Oracle Security Alert : #33
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0571
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0571
  2. SecurityFocus : 4523
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2002/04/16
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01