【活用ガイド】

JVNDB-2002-000072

Microsoft Outlook におけるスクリプト自動実行の脆弱性

概要

Microsoft Outlook において、電子メールの編集に Microsoft Word を使用しており、かつHTML 形式で記述されたメール内にスクリプトが組み込まれている場合に、そのスクリプトを自動実行してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Outlook 2002

想定される影響

Microsoft Outlook を実行するユーザの権限で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS02-021
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS02-021
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-1056
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-1056
  2. SecurityFocus : 4397
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載