【活用ガイド】

JVNDB-2002-000067

Linux Kernel の d_path() 関数における任意のディレクトリを参照される脆弱性

概要

Linux Kernel において、dentry が PAGE_SIZE -1 よりも長いパスを受け取った場合に、d_path は連結したパスをバッファに書き込まず、不完全なパスを含むエラーメッセージをユーザ空間プロセスに返す脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ターボリナックス
  • Turbolinux Server 7  
  • Turbolinux Server 8  
レッドハット
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  
  • Red Hat Linux 7.1  

想定される影響

システム内の任意のディレクトリを閲覧される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ターボリナックス レッドハット
  • レッドハット株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0499
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0499
  2. SecurityFocus : 4367
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載