【活用ガイド】

JVNDB-2002-000048

PHP のファイルのアップロードにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

PHP には、ファイルがアップロードされる際に MIME エンコードされたファイルをデコードする関数を呼び出す際に、境界チェックが不適切であるため、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 3.0.18 およびそれ以前
  • PHP 4.1.1 およびそれ以前

想定される影響

PHP を利用しているアプリケーションの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
  • PHP : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0081
参考情報

  1. JVN : JVNCA-2002-05
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0081
  3. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2002-0901
  4. CERT Advisory : CA-2002-05
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#297363
  6. CIAC Bulletins : M-049
  7. SecurityFocus : 4183
  8. X-Force Security Alerts and Advisories : 8281
  9. X-Force セキュリティアラート&アドバイザリ : PHP における複数の脆弱点:リモートからセキュリティを侵害するエクスプロイトが流通
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載