【活用ガイド】

JVNDB-2002-000002

Microsoft Internet Explorer の GetObject() 関数におけるアクセス制御を回避しファイルを閲覧される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer において、GetObject() 関数を用いたスクリプトを含む Web ページを閲覧した場合、任意の場所のファイルを閲覧される、あるいは実行可能な形式のファイルを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 5.01

想定される影響

システム内の任意ファイルを閲覧される、あるいは実行可能な形式のファイルを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS02-005
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS02-005
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2002-0023
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2002-0023
  2. SecurityFocus : 3767
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2002/01/02
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01