【活用ガイド】

JVNDB-2001-000181

Microsoft OWA Server の HTML メッセージの処理における任意のスクリプトを実行される脆弱性

概要

Microsoft Exchange Server のオプションコンポーネントである Microsoft OWA Server には、意図的に作成されたスクリプトを含む HTML メッセージを OWA 内で開封した場合、メッセージが開封されると同時にそのスクリプトを実行する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 5.5 (Outlook Web Access)

想定される影響

OWA を使用するユーザの権限で、悪意のあるスクリプトが実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS01-057
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS01-057
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0726
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0726
  2. SecurityFocus : 3650
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載