JVNDB-2001-000169
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Red Hat Linux の IPTables における rate limit を適切に設定されない脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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RedHat Linux のシステムに同梱されている、ファイアウォールコンポーネントである iptables に、設定ファイルの適用の実装の不備が存在します。
Iptables のルールを設定する際に、 -c というオプションを使用すると、作成した設定ファイルの読み込みが不可能になります。そのため、システムを再起動した際に、設定ファイルが適用されないという問題が発生します。
この問題が直接システムに被害を与えることはありませんが、ファイアウォールのルールが適切に適用されないため、任意のリモートユーザから、許可されていないシステムリソースへのアクセスが可能になる可能性があります。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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レッドハット
- Red Hat Linux 7.1
- Red Hat Linux 7.2
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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レッドハット
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- 制限またはスロットリング無しのリソースの割り当て(CWE-770) [NVD評価]
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- CVE-2001-1388
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-1388
- SecurityFocus : 3520
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