【活用ガイド】

JVNDB-2001-000131

Sendmail の signed int 変数における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Sendmailには、コマンドラインオプション -d を解釈するルーチンで利用されている signed int 変数に、オーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Sendmail Consortium
  • sendmail 8.11.5 およびそれ以前
  • sendmail 8.12beta7 - 8.12beta10
レッドハット
  • Red Hat Linux 5.2  
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 7.0  

想定される影響

Sendmail の実行権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています (sendmail 8.11.6、sendmail.8.12.0.Beta19 で修正済み)。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Sendmail Consortium レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0653
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0653
  2. SecurityFocus : 3163
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載