【活用ガイド】

JVNDB-2001-000114

Procmail のシグナルハンドラの処理における競合状態の脆弱性

概要

Procmail には、シグナルハンドラのリエントラント対策が適切に行われていないため、競合状態が発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  
  • Red Hat Linux 7.1  
  • Red Hat Linux 5.2  

想定される影響

メモリ内容の上書きや root 権限が取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0905
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0905
  2. SecurityFocus : 3071
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載