【活用ガイド】

JVNDB-2001-000085

Microsoft Exchange Server に OWA に埋め込まれたスクリプト実行の脆弱性

概要

Microsoft Exchange Server の Outlook Web Access (OWA) には、HTML 形式の内容を含む添付ファイルの処理方法に不具合が存在するため、添付ファイル開くアプリケーションを選択させるダイアログを表示させないまま自動的にファイルを開いてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 5.5 (Outlook Web Access)
  • Microsoft Exchange Server 2000 (Outlook Web Access)

想定される影響

悪意のあるスクリプトを埋め込んだ添付ファイルを開いた結果、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • マイクロソフト株式会社 : Top Page （2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした）
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 危険なタイプのファイルの無制限アップロード(CWE-434) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0340
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0340
  2. SecurityFocus : 2832
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2001/06/06
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01