【活用ガイド】

JVNDB-2001-000056

Microsoft Internet Explorer の キャッシュ機能における情報漏洩の脆弱性

概要

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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Internet Explorer には、XMLスタイルシートの処理に問題があり、たとえセキュリティゾーンでスクリプトを無効にしていても、スクリプトが実行されてしまいます。Outlook Expressを含む多くのMUAでは、XML文書はIEのコンポーネントを利用して表示するため、メールを表示させただけでスクリプトが実行されてしまう可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.5

想定される影響

本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS01-015
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS01-015
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0002
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0002
  2. SecurityFocus : 2633
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載