【活用ガイド】

JVNDB-2001-000047

HP-UX  に含まれる ftpd の glob() 関数におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

HP-UX に含まれる ftpd には、STAT コマンドの引数が glob() 関数により補完された後に、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 10.00 
  • HP-UX 10.01 
  • HP-UX 10.10 
  • HP-UX 10.20 
  • HP-UX 10.24 
  • HP-UX 10.30 
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.04 
  • HP-UX 11.11 

想定される影響

ftpd の権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファサイズの計算の誤り(CWE-131) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0248
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0248
  2. CERT Advisory : CA-2001-07
  3. SecurityFocus : 2552
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
  • [2024年02月27日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新