【活用ガイド】

JVNDB-2001-000042

Microsoft Internet Explorer のサーバ証明書における検証不備の脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、サーバ証明書の検証操作の実装に不備があり、 CRL(Certificate Revocation List:証明書失効リスト) のチェックを行う設定になっている場合に、(1) 証明書の有効期限の確認、(2) サーバ名と証明書に表記されているサーバ名の照合 (3) 証明書の発行者が信頼されていることの確認、を実施しない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.5

想定される影響

偽装されたサイトへアクセスさせられる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS01-027
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS01-027
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0338
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0338
  2. SecurityFocus : 2735
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載