【活用ガイド】

JVNDB-2001-000040

SGMLtools の一時ファイルにおけるアクセス権の脆弱性

概要

Red Hat Linux に含まれる SGMLtools には、文書作成中に /tmp 内に作成される一時ファイルのパーミッションが文書を管理しているユーザ以外にも書き込み、読み出し権限が与えられているため、ファイルを上書きする事が可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 5.2  
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  

想定される影響

システム内の任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0416
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0416
  2. SecurityFocus : 2506
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載