【活用ガイド】

JVNDB-2000-000119

Red Hat Linux の diskcheck.pl におけるシンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性

概要

Red Hat Linux の diskcheck.pl には、システムの管理者に電子メールを作成する際、/tmpディレクトリに diskusagealert.txt.$$ ($$はプロセス番号) という一時ファイルが作成されるため、シンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 6.0  
  • Red Hat Linux 6.1  
  • Red Hat Linux 6.2  

想定される影響

システム内のファイルを破壊されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0715
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0715
  2. SecurityFocus : 2050
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載