【活用ガイド】

JVNDB-2000-000107

HP-UX の auto_parms における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

HP-UX の auto_parms は OS 起動時に /tmp に存在する install.vars ファイルを読み込み、root 権限で実行していますが、/tmp はあらゆるユーザに対して読み込み、書き込み権限が与えられているため、OS そのもののサービス運用妨害 (DoS) や、不正なプログラムの実行が可能となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 10.01 
  • HP-UX 10.10 
  • HP-UX 10.20 
  • HP-UX 10.24 
  • HP-UX 10.26 
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.04 
  • HP-UX 10.16 

想定される影響

root 権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-1126
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-1126
  2. SecurityFocus : 1954
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載