【活用ガイド】

JVNDB-2000-000106

BIND の圧縮つきゾーン転送におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

BIND には、圧縮つきゾーン転送 (ZXFR) 以外のゾーン転送と再帰的なクエリが許可されている環境において、権限を持った圧縮つきゾーン転送を行ったあと、圧縮つきゾーン転送をしたドメイン名に対するクエリを発行された場合、サービスが停止してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • BIND 8.2.2, 8.2.2 P1-P6

想定される影響

BIND がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ISC, Inc. レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0887
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0887
  2. CERT Advisory : CA-2000-20
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#715973
  4. SecurityFocus : 1923
  5. ISS X-Force Database : 5540
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載