【活用ガイド】

JVNDB-2000-000100

Microsoft Windows の ActiveX コントロール におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft Windows のActiveX コントロールには、バッファに対するチェックが不適切であるため、Web ページあるいは HTML メールから、ある特殊な無効パラメータを設定した ActiveX コントロールが呼び出された場合において、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000

想定される影響

ActiveX コントロールを呼び出したアプリケーションの実行権限で任意のコマンドを実行される、あるいはトロイの木馬やバックドアを仕掛けられる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS00-085
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS00-085
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-1034
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-1034
  2. SecurityFocus : 1899
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載