【活用ガイド】

JVNDB-2000-000089

Red Hat Linux の dump における root 権限を取得される脆弱性

概要

Red Hat Linux のファイルシステムバックアップ用ユーティリティである dump には、ダンプ処理を行うための環境変数 RSH に実行ファイルへのパスを指定することにより、root 権限で任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 5.2  
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 5.0  
  • Red Hat Linux 5.1  
  • Red Hat Linux 6.0  
  • Red Hat Linux 6.1  

想定される影響

root 権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-1009
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-1009
  2. SecurityFocus : 1871
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載