【活用ガイド】

JVNDB-2000-000076

Microsoft Windows の共有レベルにおけるパスワード認証を回避される脆弱性

概要

Microsoft Windows には、『ファイルとプリンタ共有サービス』 の 「共有レベルのアクセス制限」 で使用可能となるパスワードによる保護機能の実装に不備があるため、パスワード認証を回避され、共有リソースにアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 9X 95  
  • Microsoft Windows 9X 98  
  • Microsoft Windows 9X 98 scd 
  • Microsoft Windows 9X me  

想定される影響

本来許可されていないユーザに、システムのリソースを利用されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS00-072
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS00-072
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0979
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0979
  2. SecurityFocus : 1780
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載