【活用ガイド】

JVNDB-2000-000070

複数ベンダの OS に含まれる LPRng におけるフォーマットストリングの脆弱性

概要

多数のオープンソースの OS に含まれる LPRng には、 syslog() 関数が呼び出されている際にフォーマットストリングが引数として指定されていない場合、ユーザが入力した引数が、*snprintf() 関数に渡されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 7.0  

想定される影響

印刷サービスがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる、あるいは LPRng の実行権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0917
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0917
  2. CERT Advisory : CA-2000-22
  3. SecurityFocus : 1712
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載