【活用ガイド】

JVNDB-2000-000057

Microsoft IIS におけるソースファイルの情報が漏洩する脆弱性

概要

Microsoft IIS には、"Translate: f" ヘッダが付加された HTTP GET リクエストを受信した場合、正しいファイルの場所を見つけはするものの、スクリプトエンジンによって処理する必要のあるファイルとして認識せず、そのファイルをブラウザに送信してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft IIS 5.0

想定される影響

.ASP や .ASA や.HTR といった拡張子の、通常は閲覧不可能なソースファイルを閲覧される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS00-058
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS00-058
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0778
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0778
  2. SecurityFocus : 1578
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載