【活用ガイド】

JVNDB-2000-000044

WU-FTPD におけるフォーマットストリングの脆弱性

概要

WU-FTPD には、FTP の SITE EXEC コマンドの引数として "%" 文字を指定した場合、wu-ftpd はこれを C 言語 の printf() 関数等で使用される フォーマットストリング (書式変換指定) として扱ってしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


University of Washington
  • WU-FTPD 2.4.2academ[BETA1-15]
  • WU-FTPD 2.4.2academ[BETA1-18]
  • WU-FTPD 2.5.0
  • WU-FTPD 2.6.0
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.04 
レッドハット
  • Red Hat Linux 5.2  
  • Red Hat Linux 6.2  

想定される影響

WU-FTPD の実行権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

University of Washington
  • WU-FTPD : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
ヒューレット・パッカード レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0573
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0573
  2. CERT Advisory : CA-2000-13
  3. SecurityFocus : 1387
  4. SecurityFocus : 1505
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載