【活用ガイド】

JVNDB-2000-000040

HP-UX の snmpd における不適切なファイルパーミッションの脆弱性

概要

HP-UX に含まれる snmpd には、snmpd の設定ファイル (snmpd.conf) に対し全てのユーザ、グループに書き込み権限が与えられているため、シンボリックリンクを利用して権限の昇格に悪用されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 10.20 
  • HP-UX 11.00 

想定される影響

snmpd.conf を変更される、あるいは root 権限に昇格されてしまう可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
  • 日本HPヒューレット・パッカード株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0515
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0515
  2. SecurityFocus : 1327
  3. ISS X-Force Database : 4643
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載