【活用ガイド】

JVNDB-2000-000032

Microsoft IIS の不正なファイル拡張子の処理によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft IIS には、特定の形に変更されたファイル拡張子を含む URL を要求されることにより、 URL の解析に関連する作業要素が大幅に増加してしまい、結果として CPU を大量に消費してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft IIS 4.0
  • Microsoft IIS 5.0

想定される影響

Microsoft IIS がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS00-030
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS00-030
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0408
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0408
  2. SecurityFocus : 1190
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載