【活用ガイド】

JVNDB-2000-000010

Microsoft Windows のインストール処理におけるアクセス制御回避の脆弱性

概要

Microsoft Windows のインストール処理では、 ADMIN$ という名前のファイル共有が作成されます。しかし Administrator のパスワードが入力されたとしても、次回の再起動時まで有効にならないため、この間は ADMIN$ にある全てのリソースに対してパスワード無しでアクセスされてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000

想定される影響

システムにバックドアやトロイの木馬を埋め込まれてしまう可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • マイクロソフト株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0222
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0222
  2. SecurityFocus : 990
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載