【活用ガイド】

JVNDB-1998-000005

Sun Solaris の ufsrestore ユーティリティにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

ufsrestore は ufsdump コマンドによって作成したバックアップメディアからファイルを復元するためのユーティリティで、デフォルトでは setuid です。Ufsrestore にはバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.4 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 2.5.1 (sparc) 
  • Sun Solaris 2.5.1 (x86) 
  • Sun Solaris 2.5 (sparc) 
  • Sun Solaris 2.5 (x86) 

想定される影響

root 権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Security Bulletin : #00169
  • Sun Security Bulletin 日本語版 : #00169
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
  2. バッファエラー(CWE-119) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-1999-0069
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-1999-0069
  2. SecurityFocus : 97
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載