【活用ガイド】

JVNDB-1998-000004

Sun Solaris の rpcbind における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

Sun Solaris では、SIGTERM または SIGINT シグナルによって rpcbind が停止された場合、登録されたサービスのリストが記述されているファイルを消去し、シンボリックリンクなどのチェックが行われない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 2.5.1 (sparc) 
  • Sun Solaris 2.5.1 (x86) 
  • Sun Solaris 2.6 (sparc) 
  • Sun Solaris 2.6 (x86) 
  • Sun Solaris 2.5 (sparc) 
  • Sun Solaris 2.5 (x86) 

想定される影響

ファイルシステム上の任意のファイルを上書きされる、あるいは root 権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Security Bulletin : #00167
  • Sun Security Bulletin 日本語版 : #00167
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-1999-0190
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-1999-0190
  2. SecurityFocus : 67
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載