【活用ガイド】

JVNDB-2008-001454

Citect 社製 CitectSCADA におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Citect 社製 CitectSCADA にはバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

Citect CitectSCADAは、SCADA (Supervisory Control And Data Acquisition) システムにおける監視と制御に使用されるソフトウェアです。 CitectSCADA は、クライアントからの細工されたリクエストを適切に処理できないため、バッファオーバーフロー脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Citect
  • CitectSCADA v6
  • CitectSCADA v7
  • CitectFacilities v7

想定される影響

遠隔の第三者によって任意のコードを実行されたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。
対策

[パッチを適用する] ベンダが提供するパッチを適用してください。
Citect へコンタクトし、パッチに関する情報を入手してください。

[アクセスを制限する]
当該システムへの適切なアクセス制限を行なうことで、想定される影響を軽減できる可能性があります。
詳しくは、Citect 社の Securing Your SCADA Network をご確認ください。
ベンダ情報

Citect
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2639
参考情報

  1. JVN : JVNVU#476345
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2639
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#476345
  4. Secunia Advisory : SA30638
  5. SecurityFocus : 29634
  6. ISS X-Force Database : 42992
  7. SecurityTracker : 1020241
  8. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-1803
更新履歴

  • [2008年07月08日]
      掲載