【活用ガイド】

JVNDB-2007-001067

ジャストシステム製品に任意のコードが実行される脆弱性

概要

ジャストシステムが提供する複数の製品には、任意のコードが実行される脆弱性が存在します。

ジャストシステムが提供する複数の製品には、細工されたファイルを開くことによって任意のコードが実行される脆弱性が存在します。また、この脆弱性を悪用したマルウェア (Trojan.Tarodrop.F) がアンチウィルスベンダによって確認されています。

影響を受ける製品は複数存在します。詳しくは、ジャストシステムが提供する情報をご確認下さい。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ジャストシステム
  • 一太郎 他

想定される影響

遠隔の第三者によって細工されたファイルをユーザが開いたり、ウェブブラウザ経由で閲覧することによって影響を受ける製品を実行しているユーザの権限で任意のコードが実行される可能性があります。
対策

アップデートする
ジャストシステムより提供されているセキュリティ更新モジュールを適用してください。
ベンダ情報

ジャストシステム
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6436
参考情報

  1. JVN : JVNVU#265123
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6436
  3. 警察庁 @police : ジャストシステム社製品の脆弱性について
  4. Secunia Advisory : SA27992
  5. ISS X-Force Database : 39025
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-4213
更新履歴

  • [2008年01月16日]
      掲載