【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000814

複数のサイボウズ製品における HTTP ヘッダインジェクションの脆弱性

概要

複数のサイボウズ製品には、HTTP ヘッダインジェクションの脆弱性が存在します。

複数のサイボウズ製品には、HTTP ヘッダを出力する際の処理に問題があるため、HTTP ヘッダインジェクションの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。報告者:株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 福森 大喜 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイボウズ
  • サイボウズ Office 6.6 (1.3) およびそれ以前
  • サイボウズ ガルーン 1.5 (4.1)
  • サイボウズ ガルーン ワークフロー 1.0 (1.1) およびそれ以前
  • サイボウズ ガルーン ファイル管理サーバー 1.0 (0.7) およびそれ以前
  • サイボウズ ガルーン 掲示板サーバー 1.0 (0.7) およびそれ以前
  • サイボウズ ガルーン 施設予約サーバー 1.0 (0.7) およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者によって、キャッシュサーバのキャッシュを上書きされたり、任意の Cookie を発行されたり、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたりする可能性があります。
対策

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ベンダ情報

サイボウズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#77730435
更新履歴

  • [2007年12月11日]
      掲載