【活用ガイド】

JVNDB-2007-000581

Cisco IOS における IPv6 パケットに関する脆弱性

概要

Cisco IOS には、不正な Type 0 の Routing Header の IPv6 パケットを処理した際に、情報漏えいする、およびデバイスがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.0 
  • Cisco IOS 12.1 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 

想定される影響

第三者に重要な情報が漏えいする、または第三者によって巧妙に細工された IPv6 パケットを処理した際に、ルータがクラッシュしてサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4285
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4285
  2. Secunia Advisory : SA26359
  3. SecurityTracker : 1018542
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2819
更新履歴

  • [2007年08月21日]
      掲載