【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000200

Trac におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Trac は、EdgeWall 社が開発しているプロジェクト管理ツールです。また、日本語版 は InterAct 社が Trac をローカライズして公開している製品となります。

Trac の Wiki 機能には、利用者が Internet Explorer を利用している場合に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Edgewall Software
  • trac 0.10.3 およびそれ以前の製品
インタアクト
  • trac-ja 0.10.3.1 およびそれ以前の製品

想定される影響

Internet Explorer を使用して Trac の Wiki を閲覧したユーザのブラウザ上で、遠隔の第三者による任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Edgewall Software インタアクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1405
参考情報

  1. JVN : JVN#91706484
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1405
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_91706484
  4. Secunia Advisory : SA24470
  5. SecurityFocus : 22888
  6. ISS X-Force Database : 32897
  7. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0900
更新履歴

  • [2007年04月20日]
      掲載